NiAS23の整備

メンバー
メンバー 1年・松永 拓也 ・運上 翔大       

指導員  3年・高橋 雅人 ・井川 裕介 ・河野 泰典



目 的

1:水漏れの原因を探る!             

2:壊れたハッチの補強!             

3:腐食したガソリンタンクの台を撤去、新たに作成!


整備内容
●ガソリンタンク台の修理
浸水により腐食してしまったガソリンタンクの台です。これを完全に撤去して、
新たに板を切り出して作成します。                    



  ●ドアパッキンの張り替え
ブリッジのドアパッキンを、より水密性の高いものに取替えました      



  ●壊れたハッチの補強
壊れてしまったハッチの表面に3ミリ圧さのアルミ板を張り付けることにしました。
修理後に再度取り付けるために、シリコンをきれいに落とします。      
アルミ板を作成し、ハッチに貼り付けて補強します。水漏れ防止のために、ハッ
チにシリコンを打ち込みます。                      



  ●腐れた補強材を取り外す
船内の腐食した床板を撤去し、溜まった水を抜き、清掃します。       
また、ガソリンタンク部も浸水・腐食していたため、台を撤去します。    



  ●燃料タンクベッドを新造
ガソリンタンクの台を新たに製作します。ベニア板を切り出し、FRPで補強します。
板のサイズは、従来の物より一回り大きくしました。            



  ●燃料タンクベッドとハッチの取付け
船体側にもシリコンを塗り。ハッチを取り付けます。開口部のハッチ取り付け部
には補強板を追加しました。                       



 

今後の予定
キャビン内の整備は時間が足りなかったので今後は床板を新たに作成し、取り替える
予定です。またパネルの後部にスカッパーを取り付け、水抜きのドレンプラグに
手が届くようにする予定です。また手を洗うのが大変だったので、ここの手洗い
場の水が出るようにしようと思ってます。                 

感 想
●運上 翔大
今回NiAS23の整備に参加して、船に対する考えが深まりました。     
自分で実際に船に触ってみることは、船を設計する時にも必ず役に立つと思い 
ました。天候が悪く活動できなかった分、まだ少し整備する箇所が残っています
ので、休みを利用して整備を完了させたいと思います。           

松永 拓也
今回、ガソリンタンクの新しい台の作成やパッキンの取替え、ハッチの修理などで
実際に船と関わることができました。ジグソーで板を切ったり、FRPを巻いて補強
したり今回の整備は初めて体験したことばかりで面白かったです      

教員からお礼
船舶工学科 中尾 浩一
教職員だけでは整備できない作業を学生有志のおかげで実現でき感謝すると共に
今後も協力をお願いします。プロジェクトメンバー以外でも協力してくれた学生
にも改めてお礼を申し上げます。